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維新の会ってやっぱり烏合の衆 [政治]

 日本維新の会国会議員団が進めている憲法改正に関する議論に関して、維新共同代表の橋下徹大阪市長は4月10日に「憲法学者のサポート役を置かずに、全然本質的な憲法論議になっていない」と不平を述べたようです。 さすが橋下氏。司法試験に受かって弁護士になられたかただけのことはありますね。

 法学部卒でありながら、超有名な憲法学者の芦部信喜氏の名前を知らない安倍首相や日本国憲法は破棄すべきだという超国粋学者の暴走老人とは違いますね。

 まあ、そもそもそんな暴走老人が率いる太陽の会と一緒になった時点で間違っていますけどね(笑)。

 橋下氏はまた憲法改正の発議要件を緩和する96条改正が実現した際には「衆院の3分の2以上」の賛成を要件とする衆院再可決を定めた59条の改正に取り組む考えを表明。「(参院で与野党が逆転する)ねじれ国会が完全に解消するわけではないが、円滑な国会運営になる。誰も反対しないと思う」と強調しています。

 しかし、参議院廃止論は参院議員が会派を超えて反対するんじゃないでしょうか?

 だいたい、参議院っていうのは地域代表って色合いが強く、衆議院と別の立場で審議し、また衆議院が解散中で緊急な場合に対応できないときに緊急に議決するという意味もあるのです。

 ねじれ国会というバランス感覚も素晴らしいと思いますが、ねじれ国会を解消する目的で参議院をなしにするっていうのは本末転倒の議論だと思いますけどね。

 橋下氏って頭いい光線を出しながら、小難しいことをぺらぺら喋るから、言っていることは何でも本当らしく聞こえるけど、かなり感情論で話している部分もあって、論理でなくなっていることも多いように思えます。

 みんなの党はこんなワケの分からない党と合併しなくて正解だと思います。

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