貿易赤字が最高じゃインフレになっても意味がない

　１月の貿易差益の赤字が１カ月間だと今までで最高額になったそうです。
　アベノミクスは、株価を上げることを見込み、円安へと導いた。
　見事に円は安くはなったものの、多くの資源が輸入頼みの日本は、円安のお陰で原油などが急騰し、輸入額がどんどん増えてしまった。
　自動産業など、一部大手企業にとっては円安によって輸出での利益はいいものの、その煽りを食ったのはその他大勢の中小企業や庶民である。
　いくらインフレになっても日本の円が外貨となって流失すれば潤うのは外国ばかりだ。
　それでいて４月からの消費税の値上げ。
　庶民はまさに泣きっ面に蜂状態だ。
　今年に入って、消費税値上げに備えて、大手家電ショップは土日は大入り状態で、レジなどでは大行列となり、待っても待ってもなかなか買えないお客さんの一部は怒って買わずに帰ってしまうということを家電ショップの店員さんからうかがった。

　ここに来て、株価も低迷しているし、アベノミクス効果はどこに行ったって感じです。
　小市民のオジチャンや中小企業の社長のおっちゃんはストレスがますますたまって、ハゲにますます拍車がかかり、効き目が高い育毛剤のお世話にならないといけない状態になってしまうのだ！

　憲法改正に取りかかるよりも、この経済の問題をなんとか安倍総理大臣には優先的に解決してもらいたいものだ。
　来年、消費税の再値上げなんてアホなことだけは避けてもらいたいものだ。

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維新の会ってやっぱり烏合の衆

　日本維新の会国会議員団が進めている憲法改正に関する議論に関して、維新共同代表の橋下徹大阪市長は4月10日に「憲法学者のサポート役を置かずに、全然本質的な憲法論議になっていない」と不平を述べたようです。

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タグ：安倍首相 橋下徹 維新の会

安倍首相は学生時代ちゃんと勉強していたんだろうか？

　３月２９日、参議院の予算委員会で、憲法改正をしたいと思っている安倍首相に民主党の小西議員が「芦部信喜さんという憲法学者ご存じですか？」と尋ねたらしい。

　ちなみに芦部信喜さんっていうのは東大の法学部長まで務められた憲法学の第一人者で、プロ野球でいうと長嶋茂雄さんを知らないくらい恥ずかしいこと。法律をかじったことのある学生ならかなりの落ちこぼれでもその名前くらいは聞いたことがあるはずの超有名な学者さんなのです。

　しかし、安倍首相は知らないと答えたらしい。安倍さんといえば成蹊大学法学部出身。政治学科だったようですが、政治学でも憲法は政治とかなり密接な法律のため大学では必修のはず。
　なのに、「芦部信喜」さんの名前を知らないというのは、私は大学時代まじめに全然勉強してませんでした、というに等しい。

　小西議員は憲法改正論議の枕として「芦部信喜」さんの名前を持ちだしたので、やり口が汚いとブログが炎上しているようですが、憲法論議をして改正したいと思っている政治家が「芦部信喜」さんの名前すら知らないというのは恥としか言いようがないのはたしかです。

　そんな人に憲法云々を語って欲しくないと思った人は少なくないはずです。やっぱり安倍首相はただのボンボンの二世議員に過ぎないってことなんだろね？

　野党でいる間に何を勉強してたんでしょう？

タグ：安倍晋三 芦部信喜 憲法改正