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オリンピック委員会に公正を期待するのは無駄なのか? [エッセイ]

 ソチオリンピックのモーグル競技での上村愛子さんは4位となりあと一歩とメダルに届かなかった。
 しかし、3位になったアメリカの選手と比べてみるとひいき目なしで上村さんのほうが上だったように思います。
 アメリカ人の審判がアメリカ人の選手に独り高得点を付けている。そして日本人は審判にいない。
 審判はカナダ、米国、オーストラリア、ロシア、フランス、チェコ、フィンランドと白人ばかりというのにも違和感がある。

 かつてノルディック複合やジャンプ競技で日本人選手が活躍すればするほど、次のオリンピックからは日本人、いやアジアの人種に不利なようにルール改正が行われて来た。

 人種差別はいけないというのが立て前であっても、ルールはいつも白人有利に、そして審判も依怙贔屓(えこひいき)では、本当にやってられないよー、と思ってしまう。

 IOC委員の金銭問題がいつもとりただされているオリンピック。
 選手が一生懸命頑張っても、ルールやジャッジが不公正であっては、八百長試合でショー的要素が強い日本の女子プロレスと同じってことになってしまう。

 もちろん無料奉仕で一生懸命頑張っている地元のボランティアなど、多くの人が自分を捨てて競技のために縁の下の力持ちで支えているのは知っているが、一部の人間が公平さを忘れ、差別することでオリンピックの理想が踏みにじられているのは本当に悲しいことだ。


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